冬の事故やトラブルを未然に防ぐ方法。

今月中旬からはまた寒気が流れ込んで冷え込み、北海道から東北地方、日本海側では雪が降る予報も出ています。十分ご注意ください。この冬に入ってから、タイヤが外れる事故が相次いで起こっています。こうした重大事故を回避する意味でも、またその他にも冬ならではのトラブルを未然に防ぎ、冬のドライブを安全にするため、総点検してみました。

スタッドレスタイヤの締め付け点検を。

 

2022年はタイヤ脱落事故は140件も発生しています。その内半数がタイヤ脱着作業から1か月以内に発生した事故だったとのこと。また整備工場やタイヤ専門業者のが交換作業したクルマも含まれていることから、ホイールナットの点検はドライバー自ら行わなければならない点検項目の一つとして考えなければなりません。

増し締めは5分もあれば作業可能です。手間を惜しまず点検を行ってください。

タイヤ脱着交換から50km〜100km走ったら
「ホイールナットの増し締め」で確実に。

 

筆者の場合はクルマ脱着交換が一通り済んだら、もう一度一回りして締め忘れがないか確認します。その後近所を一周してさらに「増し締め」の点検を行い、さらにその後50km〜100km走行後の「初期なじみ」に対して「増し締め」を行います。これは整備士さんから学んだ方法です。プロのタイヤ交換作業は「手慣れていて素早いのかな?」と見ていると全然そんなことはありません。プロほど慎重に作業を進めるものです。タイヤ脱落事故は一度起こると重大な事故となります。ぜひ手間を惜しまず点検を行ってください。

バッテリー上がりにもご注意を。

 

冬の気温はバッテリーにも過酷な季節。バッテリーはとにかく寒さに弱いものです。「さっきまで走ってきたのに再スタートでエンジンスターターが回らない!」のようなトラブルに見舞われたりします。バッテリーは古くなるほど性能が落ちるため、トラブルを防ぐ意味でも古くなったバッテリーは交換しておくのも安心です。ブースターケーブルやジャンプスターターを積んでおくのもトラブルの際には有効です。

バッテリートラブルにはブースターケーブルの準備があれば安心です

12月中旬から冬の寒さが戻る予報も。
ぜひ寒冷対策を。

 

今月中旬からはまた寒気が流れ込んで冷え込み、北海道から東北地方、日本海側では雪が降る予報も出ています。雪走行や凍結路面には以前にも記したように十分な注意と対策をおこなってください。ウインドウオッシャー液の点検も忘れずに、不凍タイプの物を補充するのが最適です、ウインドウオッシャーは悪天候での走行には欠かせいものです。
また寒気の流れ込みにより早朝などでガラスが凍結してしまう場面もあるでしょう。これにはお湯などで解凍することはガラスへの負担があり、あまりお勧めできません。時間に余裕が必要ですが暖気運転でデフロスターを回し解凍を待つのがベストです。

また当社の「ガラスコート剤WRC」による施工も効果があります。撥水効果により夜間の夜露を防ぐことにより凍結を防止できます。ぜひ一度お試しください。

最後に”体調管理”に気配りして安全運転。

 

雪道での運転は緊張を強いられ大変疲れるものです。雪の安全今年の冬は寒暖差が激しいのが特徴。体調管理にも気を配り、安全運転でこの冬を乗り切っていただければと願っています。