【頑張れ日本!】パリ五輪に見る日本人の力。
2024年8月2日(金曜日)
皆さん!連日に渡るパリ五輪の応援ご苦労様です。「誤審問題」など孕みながらも、連日メダルを獲得し、見ている私たちに感動や活力を与えてくれる。そんな日本の選手たちに敬意と感謝を伝えたいですね。そんなパリ五輪から「日本人の持つ特別な力」を感じ取るに至り、皆様にお伝えしたいと思います。少し独断と偏見にはなりますが感動の最中故の勇足。ご容赦ください。
日本人のしたたかさ。
皆さんもご存知の通り、柔道男子60キロ級に出場した永山竜樹選手への「危険な行為に繋がる審判」は本当にショックでしたね。一方で柔道界の先輩である、バルセロナ五輪95キロ超級銀メダルの小川直也さんはこの件に関して、「厳しい言い方になっちゃうけど、俺らの頃は、『待て』がかかっても何が起こるかわからないから気を緩めるな、とずっと教えられてきた。審判だって信用するなって。・・・」のようにコメントされてましたね。うん、これが日本人のしたたかさ、柔道の先輩に勝利への深淵な思慮が感じられて「あぁ日本人だな」と感心させられました。
個の力を何倍にも。日本の団体競技。
そんな波乱含みでスタートしたパリ五輪。体操の男子団体で日本が金メダルを獲得しました。幾つかのミスをみんなでカバーし合い2位につけ、最終鉄棒ではミスもあった橋本選手の背中にみんなが祈りを注入し励まし、見事ノーミスで完璧な演技を見せました。結果大逆転の金メダルを獲得できましたね。こんなシーンも「あぁ日本人だな」と嬉しさが込み上げてきます。この団結力が個人を超えて何倍にもなるような気がします。
「和」の精神が日本人の在り方。
聖徳太子が制定した全17条は「和をもって貴しとなす」から始まります。日本人の理念を説いて以降、「和」の精神が日本人の基本的な在り方を示してきのではなでしょうか。色々な解釈がある中「和」とは視点を少し上に置き、全体を俯瞰して物事を考え、相手も慮る事ともいえますね。鉄棒で橋本大輝が会心の演技のあと続く中国の演技が残っていたため、歓声を抑えるように呼びかけるスポーツマンシップを見せました。永山選手も相手選手と遺恨を残さないため、誹謗中傷を止めるべく和解のSNSを投稿しています。「あぁ日本人だな」。
最後に。
自動車産業界では次世代の自動車を念頭に、ホンダ・日産の戦略提携に三菱が合流し3社で調整が行われているようです。EV駆動装置や蓄電池といった中核部品、車載向けの基本ソフト(OS)の共同開発などで連携を協議しているとのこと。ともすると世界的に失速しそうなEVですが、EV開発という短絡的な判断ではなく、未来の自動車像を俯瞰して見据え「したたか」に計算し、次世代の自動車を協力して国内開発しようという「団結力」を発揮しています。「あぁ日本人だな」。スポーツと変わらず頑張ってほしいものです。
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