そもそも鉄粉汚れとは何なのか。鉄粉汚れの真実。
2024年9月28日(土曜日)
夏場など晴天が続いた後にボディを触ってみると、ザラザラとした感触を生じることがあります。このほとんどが「鉄粉の付着」です。ツヤが損なわれるように感じ、カーシャンプーでも落としきれずザラザラ感は残ってしまいます。鉄粉の何が悪影響を及ぼすのか、その辺を深掘りしてみたいと思います。お付き合いください。
塗装に深刻なダメージを与える鉄粉。
鉄粉の付着によるダメージは塗装のザラザラとした感触やツヤが損なわれるといった美観の問題だけではありません。
鉄粉は細かい粒子で、車のボディ表面に付着すると塗装面に食い込みます。特に夏の高温の状態で付着した鉄粉は、塗装に焼きついたように溶け込みやすく、放置すると塗装を削る原因になります。鉄粉が付着した状態で水や湿気にさらされると、酸化が進み鉄粉自体が錆びて、その錆が塗装面に広がり、さらに腐食を引き起こし、塗装に深刻なダメージを与えます。実は要注意の汚れです。
そもそも鉄粉はどこからやってくるのか。
道路上には鉄粉が多く存在しています。ブレーキをかけた際にブレーキローターやパッドが摩耗して発生するブレーキダストが、空気中を飛散して車体に付着します。
ブレーキ周りがサビで茶色に汚れるのはブレーキダストの影響です。鉄道の線路が茶色く汚れているのを考えると分かりやすいですね。あれは鉄道の車輪(鋼鉄製)が削れて撒き散らされた鉄粉の影響です。
過去、鉄粉の除去は大変だった。
いままでクルマボディの鉄粉除去といえば、粘土バー(クレイバー)などを使用して擦って除去するのが一般的でした。粘土バーを使って鉄粉を手作業で除去するには、広いボディを丁寧に処理する必要があるため非常に時間と手間がかかります。一番の問題は塗装面に摩擦傷(スクラッチ)がついてしまうという悪影響がありました。こればかりは回避しようがありませんでした。
現在は化学の力で、擦らず落とすことができます。
サンエスでは鉄粉を化学の力で溶解して落とす2つの製品を提供しています。1つは「水アカ専用クリーナー」これは地域特有の鉄成分を含む地下水で塗装したような酷い「黄ばみ汚れ」(サビ汚れ)を落とすことを目的に開発された製品です。酸性成タイプでミネラル分も効果的に落とすことができるので「コーティング前の下地作り」にも最適です。ただし塗装面以外、特にガラス面への付着などに影響があるため慎重に扱う必要があります。
鉄粉除去専用ともいえる「強力アイアンクリーナー」があります。
「強力アイアンクリーナー」は人や自然にやさしい中性タイプの鉄粉錆落とし剤で、化学分解により擦らず落とすことが可能。ガラスにも影響のない中性ですから普段手の届かないルーフなどの鉄粉除去にも最適です。従来タイプの「鉄粉サビ取り剤」よりダレることなく、密着しながら強力に除去していきます。溶解中は紫色に反応するので効果が分かりやすいのも特徴です。アルミホイールに付着したブレーキダストの鉄粉にも特に威力を発揮します。
最後に。
ボディのザラザラ感は特に夏の終わり頃になると感じるものです。ホイールもいつの間にか汚れが溜まっていたりします。紹介した2つの製品は化学の力で落とすので塗装面にスクラッチなどのダメージを残さず、短時間で終わらせることができる作業性の良さが特徴です。鉄粉落としは重要なボディメンテナンスの一つ。気持ちいい秋を迎える洗車のハイシーズンに、ぜひ鉄粉落としトライしてみてほしいと思います。
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日常の洗車は時間をかけずに簡単に、しかも納得する美しさで仕上げたいもの。そうした現代のライフスタイルに合わせて開発されたのが、サンエスのカーメンテナンス製品です。「水あか専用クリーナー」は塗布からおよそ1分もあれば軽くこすり洗いして水で流して完了です。雨水などで汚れてくすんだボディの普段手の届かない部分まで、きれいさっぱり落としてしまいます。
汚れを落としたら撥水コーティング。「クイックコート5」は濡れたままのボディにスプレーして塗り広げるだけ。磨き込みはまったく不要で強固なガラス系の保護膜を形成します。簡単でもコーティング前の下地処理が出来ますので仕上がりはワンランク上のクオリティです。化学の力がクイックボディケアを実現しました。
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