タイヤ交換は楽しみながら、じっくり時間をかけます。
2024年4月3日(水曜日)
今週はやっと春めいてきましたね。さっそくタイヤ交換をされた方も多くいらっしゃったのではないでしょうか。筆者も先の日曜に早速タイヤ交換をしました。ご近所でもキュッキュッと交換を始めてサクッと終わらせたようです。私はモタモタと完全に遅れをとったようですが、その言い訳をお伝えしようかと思います。お付き合いください。
腰回しを丹念にしてから挑みます。
筆者もいい年の中年おじさんです。もともと腰は丈夫ではないので、いきなり重いタイヤを持ったり、転がしたり、しゃがんだりしているとギクッと腰を痛めてしまいます。まして、まだ早春の気候ですから体も冷えています。まずは腰を回したり屈伸運動をして、「これから重いものを持つゾ」と体に言い聞かせてスロースタートです（笑）。
若い方でもこの辺は気をつけた方がよろしいのではと思いますよ。
安全を第一に、事故や怪我をしないように。
これはプロの整備士さんに聞いたことですが、急ぐ作業は集中力を切らしてミスを犯したり、結果効率がかえって悪くなるのだそうです。私もこれに習い2回ぐらいの休憩を入れて、コーヒータイムを取ります。屋外での作業ですので春の風や陽光を感じたり、のんびりと心と時間に余裕を持って、スケジュールのないお天気の良い日に行います。
そしてジャッキアップです。安定した場所で出来ればクルマ留めも用意するといいですね。1tもの車を持ち上げることは危険も伴います。車の下には体入れないように、万が一ジャッキが倒れることを想定をして交換するタイヤを車の下に入れることもオススメします。
1年に何度もないタイヤ交換作業。足回りの点検も有効です。
まずはタイヤを外したら、ホイール接着面のサビ落としを行います。昨年も記しましたが、ここはどうしもサビが浮いてしまいます。何年もそのままで脱着すると最悪固着する可能性もありますので、ワイヤーブラシや当社の「強力アイアンクリーナー」でサビを落とします。「強力アイアンクリーナー」はボディーの鉄粉除去だけではなく外したタイヤホイールのブレーキダストやブレーキディスクから削られ付着した、鉄粉サビ汚れ洗浄にも持ってこいです。
足回りの点検は安全第一。
次に足回りの点検です。とは言っても素人の整備は限られています。私はゴム類の保護剤をゴム部品、ブーツ類に軽く吹き付けておきます。少しはヒビなどの劣化防止に有効でしょうか。それから足回りの軋音の防止に、シリコン系の潤滑剤をサスペンション・スプリングの上下接点などに吹いておきます。少しでも吹いておけば溶剤は浸透圧で広がって行きます。足回りの異音はゴム類の摩擦音などクルマが新しくても音が出がちです。音がするとかなり運転時気にかかります。
このように長い時間のジャッキアップにはパンタグラフジャッキ・油圧ジャッキでは不安なので私はジャッキスタンドを入れてガッチリ固定します。多少なりとも足回りの部品を揺すって異音を確認するには必ず必要ではないかと思います。
さて、こんな作業をしているうちに陽が傾いてきました。お楽しみの外装メンテナンスは、また日を改めて行いたいと思います。パーフェクトな洗車にはぜひ「水あか専用クリーナー＆クイックコート5」をご用意ください。
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