雨天走行。ゲリラ豪雨時に見舞われた場合は細心の注意を。
2024年6月24日(月曜日)
雨天走行。ゲリラ豪雨時に見舞われた場合は細心の注意を。
梅雨に入り、短時間に集中豪雨をもたらす線状降水帯が今年も発生しています。短時間にものすごい量の雨を降らせる「ゲリラ豪雨」。冠水なども起こり昔と比べクルマの運転もさらに気をつけるたい状況が増えています。今回は高速道路でゲリラ豪雨にあった場合などを想定して、注意点をまとめてみました。お付き合いください。
前方視界が効かない、極端なゲリラ豪雨が多発しています。
これからの季節、極端なゲリラ豪雨は、高温な異常気象の影響なのか昔と比べ多いように感じます。ワイパーでの拭き取りも間に合わず前方視界も効かなくなる。まるで「バケツをひっくり返した」と揶揄されるゲリラ豪雨に見舞われると、状況が刻一刻と変わる高速道路ではパニックに陥ってしまいがちですが、少し知識を得ていれば慌てず、安全に回避することも可能ですね。以下参考にしてください。※JAF等の注意勧告を参考にしています。
高速走行中、ゲリラ豪雨に遭遇したら？
・とにかく減速です。前方車両がいる場合は車間距離を十分にとってください。アクアプレーニング（タイヤが水に乗って滑る現象）を防ぐため、急ブレーキは避けてスピードを落としてください。
・ヘッドライトやフォグランプを点灯し自車の存在を周囲に知らせます。リアフォグランプもあれば点灯させてください。
・視界が確保できず徐行までスピードを落とさなければならない場合は（極端なゲリラ豪雨ではよくある事象）ハザードランプを点けて、後方のクルマに知らせます。
・ワイパーも追いつかず視界が確保できないほどの緊急の雨量の場合は、無理に進まず、ハザードランプを点けて安全な場所に停車して状況が良くなるまで待ってください。それが最も安全な対策です。その後サービスエリアやパーキングエリアで待機します。
ゲリラ豪雨が去った後もアクアプレーニングに注意。
いくら水はけの良い高速道路でも、場所により想像以上に雨水が残っています。（ちょっと前までゲリラ豪雨だった可能性もあります）。その状態に高速で侵入してしまうと運転の制御が不能になるアクアプレーニング（タイヤが水に乗って滑る現象）を起こしてスリップ事故を起こすことも想定されます。ゲリラ豪雨の後もスピードには十分注意してください。
最後に。
近年の異常気象の影響は想像を超えた状況を作り出し「超ゲリラ豪雨」とっいていいほど経験したことの無いような状況が普通に起こります。過去の経験などは役に立たないと考えて良いのかも知れません。お出かけの際には線状降水帯の発生注意報を把握して、雨雲レーダーなどからルートや時間を考慮してみるのも手段です。
また、ウインドウの撥水処理も雨天走行時には大変役に立ちます。過去の記事も参考にして施工してみてください。
⇒ 過去の記事はこちら「梅雨に効果を実感する、ガラスコート剤WRC」
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