【昔は良かった?】歌川広重とエネルギーの関係。

最近放送された阿部サダヲさんが演じたNHKドラマ「広重ぶるう」を見た人も多かったのではないでしょうか。葛飾北斎とともに世に知られる、江戸時代の浮世絵師「歌川広重」。世界の絵画に大きな影響を与える「名所江戸百景」や、「東海道五十三次」はお茶漬けに入っていたおまけカードでご存知の方も多いのではないでしょうか?そんな「東海道五十三次」でわかる少し面白い話があるのでご紹介します。お付き合いください。

江戸時代、都市近郊は禿山だらけだった?

 

「東海道五十三次」で山が描かれているものは、たいてい禿山か、せいぜい松林程度。絵を簡略化したのではなく、実際に禿山が多かったのです。これは以前にも紹介した「日本史の謎は地形で解ける」(著者:元建設官僚の大学教授・研究者、竹村公太郎)という地形や気象から歴史を解明する本の引用です。実際森林に詳しい人には公然の事実のようです。
要するに昔は「木」を燃やしてエネルギーとしていたわけで、平安の昔から京都の近郊は禿山だらけ、江戸時代には人の往来によって里山の森林破壊がもっとも広まった時代だったということです。いにしえの昔は風光明媚で、さぞ美しかったかと思えば、実はそうでもないようですね。
(上の画像はイメージです。文化庁/文化遺産オンライン等をご覧ください。https://bunka.nii.ac.jp/)

とはいえ人間にとってエネルギーは大問題。

 

とはいえ、エネルギー獲得問題は風景や自然環境を一変させるほど私たちにとって切実な問題です。古来日本はブナといった広葉樹が大半で、成長が早く燃料として薪や炭にできる針葉樹の杉は、ほとんどが植樹されたものなのです。近年伐採されず放置された杉は花粉症の問題も引き起こしています。

昔は良かったは、本当かな?

 

この度の東京都知事選では神宮外苑の再開発による樹木伐採も一つの争点になっていました。わずかな土地の樹木伐採が争点になるほど現在は成熟した社会であるとも言えますね。自動車に関しても、数十年前と比べ白煙を撒き散らすようなクルマは皆無。燃費もハイブリッド車を先頭に劇的に改善しています。EV車に至ってはガソリンすら使いません。
ですが原発事故後の今現在、電気も石油が頼りです。国際紛争などで原油価格が高止まりした状況で、ガソリンや電力の高騰は私たちの生活に影響を与え続けています。里山が太陽光パネル一面になるような近未来の「ハゲ山」の時代がやって来るのでしょうか?昔は良かったとならないように、それだけは避けてもらいたいものです。

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