【昔は良かった?】映画フェラーリ。

イタリアのスポーツカーフェラーリの創業者「エンツォ・フェラーリ」の伝記映画が公開されていますので早速観てきました。スポーツカー、特に女性の方には興味ない方もあろうかと思いますが、せっかくの旬の映画なので、少しお付き合いください。

クルマって本来怖いものだった。

 

映画冒頭から耳をつんざくようなV12気筒レーシングエンジンの咆哮。最近の静かなクルマに感覚が慣れてしまっていて、いきななりの演出に「ドキッ」とします。「クルマって凶暴なものなんだよ」と挑発を受けます。
昭和を駆け抜けた世代からすると、そう、車って昔はそういうものだった。自家用車でも大きなエンジン音に白煙や排気煙のにおい、ガソリンの匂い、子供心に近寄りがたい怖さのような感覚もありながら、夢のようなスピードで異次元に誘う。それは憧れであり、それを操る大人には尊敬の念を抱いたものです。

昔は良かった?とは到底思えない。

 

レースの事故シーンでは、ドライバーが人形のように宙を舞い地面に叩きつけられ、さらに「ギョッ」とします。映画の舞台は1957年。当時はお椀のようなヘルメットにシートベルトもありません。一言で言ってしまえば「野蛮」の一言。レースに限らず社会の中で様々な事故を経験してきたのでしょうね。自動車には60数年をかけてエアバック・シートベルトから衝突安全性、運転支援システムなど事故を克服するための技術が発展してきた側面もあるのですね。

「救い」がない。それでも光るものがあった。

 

この映画は正直「救い」というものがどう観てもありません。エンツォ家のゴタゴタ、泥臭いビジネス。史実だからしょうがないのかも知れませんが。
しかしながらレースカーに賭けるエンツォの異様な情熱。そうして生まれてくる真紅のレースカーフェラーリの美しさだけが物語のなかで自然と浮かび上がってきます。フェラーリがいなければアメリカフォードはレースに参入せず、ランボルギーニもマセラティも生まれず、延いてはホンダNS-Xもサーキットの狼も描くことはなかったかも知れませんね。自動車業界の行く末に多大な影響を与えたことは確かです。

今もレースの第一線で活躍する老舗フェラーリ。

 

日本のテレビではあまり話題にも上がることも少なくなったフォーミュラ1(F1)。最新のレギュレーションには、環境に優しいパワーユニット規則や100%持続可能な燃料の使用が予定されています。また、ハイブリッド技術など部分的な電動化は進むと見られています。隔世の感がありますがフェラーリは相変わらず老舗として真紅のボディを纏、活躍しています。
フェラーリはなぜ真紅なのか、これはモータースポーツの初期において各国の車両を識別するために使用されていた伝統的なカラースキームから来ています。イギリスなら深緑「ブリティッシュレーシンググリーン」、イタリアは赤「ロッソコルサ」ドイツは銀「シルバーアロー」、フランスは青。日本は白いボディに赤い丸。日の丸を模したデザイン。ホンダが1964年にF1デビューを果たした時からですね。

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