未塗装樹脂パーツの真実。
2024年10月10日(木曜日)
近年SUV人気に乗じて使われる頻度が増しているのが「未塗装樹脂パーツ」。タイヤハウスのフェンダー周りやバンパー周りに未塗装樹脂のワイルド感がアクティブイメージにぴったりですが、目立つ部分なだけに、汚れや劣化が目立ち始めると一挙にクルマ全体がみすぼらしくなってしまい、悩みも多いことと思います。今回は未塗装樹脂パーツについてメンテや特性など深掘りしたいと思います。お付き合いください。
未塗装樹脂パーツの特徴。
そもそも未塗装樹脂パーツは未塗装によるマット感がその特徴です。塗装してないだけではなくプラスチックの表面を細かいシボ加工（凹凸加工）をすることで不光沢になるように表面処理されています。ワイルドな演出にはピッタリですが細かい凹凸には汚れが溜まりやすく、ドロなどが付着した場合、中々落としきれず大変な思いをします。また、力任せにゴシゴシ磨いてしまうと柔らかい樹脂なだけに、凹凸加工を潰してしまい、部分的に不自然なテカリが現れたりと、思いの外メンテナンスに気を付けなくてはいけません。
未塗装樹脂パーツは劣化も早い。
また塗装されていない樹脂は保護膜がないため汚れだけではなく、紫外線により樹脂の化学構造を破壊し、経年変化で「白化」と呼ばれる色抜けや大気中の酸性物質などによりダメージを直接被ります。塗装面のような保護膜がないため、金属部品と比べ劣化が早いのです。
今まではカウルトップやラジエターグリルなど比較的面積の少ない部品に使われることが多かった未塗装樹脂パーツがボティ構成の大きな部品として使われることにより、さらに美観に影響を与えます。こうなると新たにマット塗装で復元を試みる外ありません。
未塗装樹脂パーツを長持ちさせる秘訣。
こうした意外にも繊細な未塗装樹脂パーツをコンディションを保ち長く良好な状態にするにはどうすればいいのか。汚れや酸性雨などの影響を最小限に抑えるために、定期的な洗浄は不可欠ですが、まずは新車に近い早い段階から保護施工することで、紫外線による劣化やひび割れ、白化を抑え、長く綺麗な状態を維持することが可能です。
未塗装樹脂パーツの保護剤なら
「ハイパーグロスコーティング」が最適。
サンエスの「ハイパーグロスコーティング」は未塗装樹脂パーツの保護に開発された製品です。半光沢のマットな風合いを保ちつつ綺麗な状態を維持することが可能です。作業性に優れ、基剤がよく伸びることで仕上げ拭きが可能。ムラなく均一な施工面を素人でも生成することが可能です。
最後に。
従来塗装面に比べ寿命が短くデリケートなパーツだということがわかっていただけたかと思います。
そもそも未塗装樹脂パーツは、アウトドア向けの車両に過酷な環境下でも耐久性が保たれ、損傷し交換したとしても比較的安価に済ませられるといった利点から採用されてきました。それが昨今のSUVブームの外装のスタイルの一部として機能しているのですが、良好なコンディションで長く使用するには、一番手を掛けなければならないパーツになってしまったというのは皮肉ですね。ただしこの部品の美観を維持できれば手入れの行き届いたSUVオーナーの資格を手に入れることができます。ぜひチャレンジしてみてください。
洗車＆コーティング
特別セットキャンペーン実施中
日常の洗車は時間をかけずに簡単に、しかも納得する美しさで仕上げたいもの。そうした現代のライフスタイルに合わせて開発されたのが、サンエスのカーメンテナンス製品です。「水あか専用クリーナー」は塗布からおよそ1分もあれば軽くこすり洗いして水で流して完了です。雨水などで汚れてくすんだボディの普段手の届かない部分まで、きれいさっぱり落としてしまいます。
汚れを落としたら撥水コーティング。「クイックコート5」は濡れたままのボディにスプレーして塗り広げるだけ。磨き込みはまったく不要で強固なガラス系の保護膜を形成します。簡単でもコーティング前の下地処理が出来ますので仕上がりはワンランク上のクオリティです。化学の力がクイックボディケアを実現しました。
この水あか専用クリーナーとクイックコート5をセットをお買い得価格で提供しています。ぜひこの機会にお買い求めください。
クイックコート5・カーシャンプーOS1・オレンジダスターセットも好評発売中
