クルマのコンディションを良好に長く維持するコツとは？
2024年2月23日(金曜日)
クルマのコンディションを良好に長く維持するコツとは？
サンエスのスタッフが最近ご家庭のクルマを買い替えました。話を聞いてみると、ファミリーカーでさしたるトラブルもなく20万キロ走行したとのことです。トラブルもなく？すごいですね！今回はそのへんの秘訣を聞いてみました。
プロにはプロがついていました
スタッフは営業で1年に大変な距離を走るプロです。20万キロという走行距離にさして驚くことはなさそうですが、気をつけていたのは、エンジンオイルの定期交換とのこと、これは整備工場からとにかくうるさく言われていたとのことです。プロほどプロのアドバイスを素直に理解するという典型的な例ですね。
やっぱり油脂類の定期交換は必須です。
エンジンオイルは高速で動くエンジン内部の摩擦を低減し、ピストンやシリンダー、クランクシャフトなどの動く部品のスムーズな動作をサポートし、エンジンの冷却もサポートします。エンジンオイルは不純物やカーボンなどの異物を洗浄、オイルフィルターを通してそれらを取り除きエンジンのコンディションを維持します。しかし定期的な交換を怠るとそうした異物の蓄積を招きます。
オイルの性能も劣化します。
オイルは規定以上の走行をすると、指定の粘度や洗浄性能が保てなくなります。オイルは摩擦する部品にオイル膜が貼られ、これが摩擦を軽減していますが、オイルの劣化により必要な粘度が保てなくなり、膜切を起こし摩擦による損傷や異常加熱などでエンジンに深刻なダメージを与えてしまいます。また洗浄性能の劣化によりオイルの汚れ（異物）噛み込によるダメージもあります。
要は基本が大切。オイル交換の目安は取扱説明書に。
料理なんかでもレシピの手順・分量を守れば美味しく出来る経験があるかと思います。下手なアレンジや思い込みが失敗の元です。自動車なら取扱説明書です。技術者が大変な時間と費用を費やし、開発・検証、試行錯誤の上に得た数値を、ユーザーが分かりやすいように、さらっと記しているのです。まずは取扱説明書をもとに、忠実にメンテナンスすることが大切です。ぜひ実践してみてください。
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